フランス人アーティスト、ニコラ・ビュフ氏による 「猫デザインの帯」 フランス大使公邸にて開催された ピエール・エルメ・パリ秋冬新作発表会でお披露目
- 2016/9/21
- ねこニュース
- ピエール・エルメ・パリ
株式会社はかた匠工芸は、同社の親会社である日本和装ホールディングス株式会社と共同で、フランス人アーティスト、ニコラ・ビュフ氏による「猫デザインの帯」を創作し、2016年9月15日(木)にフランス大使公邸にて開催された高級パティスリーブランドの「ピエール・エルメ・パリ秋冬新作発表会」でお披露目しました。
参考URL: http://nicolasbuffe.com/ja/
今回の帯に描かれている猫のデザインは、ピエール・エルメ×ニコラ・ビュフのコラボレーションのベースにあるストーリー「太陽と月の王国のものがたり」の中に登場するキャラクターです。ピエール・エルメ・パリの商品のパッケージなどにも採用されており、和装の代表アイテムである帯との「異色」のコラボレーションに注目が集まりそうです。
発表会の当日は、モデル2名が、猫の足跡を模した「紋」をつけた黒留袖にこの帯を結びましたが、パーティの参加者からは「かわいい」「ディテールへのこだわりが感じられる」との声が多数あがり、人気を集めました。
博多織の技術を活かして製作された帯は、ブラックとホワイトのリバーシブルで、TPOや着物の色に応じて一本で、使い分けができます。なお、このデザインの帯の発売や和装品への展開は未定です。
<アーティスト、ニコラ・ビュフ氏のコメント>
今回のデザインの猫は、ピエール・エルメ×ニコラ・ビュフのコラボレーションのベースにあるストーリー「太陽と月の王国のものがたり」の中で、時に主役級の存在感を出す重要な役割を果たすキャラクターです。帯は着物にとって主役ではないかもしれないけれど、とても重要な役割であることに通じます。また、ストーリー中でこの猫は、愛し合う二人を救ったりするなど「人と人を“結ぶ”」役目も果たします。帯も“結ぶ”ものです。ここにもリンクがあります。着物や帯は日本の素晴しい伝統であり、財産だと思います。もっと身近に感じてもらうためにも、多くの人に人気があり、親しみやすい猫のキャラクターを帯のデザインにしました。
<参考ホームページ>
http://nicolasbuffe.com/ja/
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