「猫が教えてくれたこと(英題:kedi)」公開に先駆け、モフースタッフが一足先に試写を観てまいりました。
トルコイスタンブールのノスタルジックな港街を舞台に、メインとなる7匹の猫と、その他大勢の猫の生活、それを取り巻く人間たちの心情を描くドキュメンタリーとなっている映画「猫が教えてくれたこと(英題:kedi)」。
街ではどこの家の飼い猫、どこから来たノラ猫、そういったくくりなく、猫は街中を走り回り、人はそれを愛おしく見つめ、水や食料を与え、上手に共存している様子からスタートする。
Mofooのユーザーはおそらくほとんどが猫と一緒に暮している人だろう。
上手に人を利用してアメとムチを使い分ける小悪魔猫ちゃんだったり、女の子(メス)のお尻をじゃんじゃん追い掛け回す遊び人にゃんこ、「オレはハンターとして獲物を捕るのが何よりの楽しみだぜ!」なんてハンティング祭りの勇ましい子。おねだり上手でかわいいしぐさを繰り出す子。
とにかく特徴的で愉快な子が愛くるしい姿を見せてくれる。
でてくる猫の性格を見て、「あーうちの子、この子に1番近いかも」といった目線で観てしまいそうだ。
私も猫飼いなので、ついつい「あるある」目線で猫たちを追うのである。
物語は緩やかに猫を愛する人たちの語りによって進行し、やがて都会に発展していく街を寂しげに見つめ、これから変わっていく街に、猫たちが今までのように上手に共存していけるかどうかと苦悩を見せる。
人の生活が便利でスピード感が求められる時代に「自由な精神の象徴」でもあるような”猫”が”そこに居続けること”は難しいことなのだろうか…。
しかし猫たちは未来を悲観したり、悩んだりすることはない。
そのとき居たい場所に居るのである。
そして、猫との共存への道は人間の行動にゆだねられているのである。
一時のブームに流されることなく、猫たちを愛し、守っていく役割が人間にはある。
「人や動物を愛さなければ、自分もまた愛されることはないだろう。」
その言葉にこの映画の真髄があると思われる。
私は今日も猫を愛し、猫たちは私たちに愛と生きる喜びを与えてくれている。
…また、
映画全体にちりばめられた素敵な街の景色と音楽、猫の可愛らしさを心ゆくまで楽しんで欲しい!
これもまたこの映画の醍醐味なのである!
(記事:モフースタッフA 編集:モフーマツザワ)
監督:ジェイダ・トルン 製作:ジェイダ・トルン、チャーリー・ウッパーマン
主演猫:サリ、ベンギュ、アスラン・パーチャシ、サイコパス、デニス、ガムシズ、デュマン
2016年サイドウォーク映画祭・ベストファミリーフィルム
配給:アンプラグド
2016年/79分/原題:Kedi/アメリカ/5.1ch/ビスタ/カラー
©2016 Nine Cats LLC
公式サイト
http://neko-eiga.com/
公式ツイッター
https://twitter.com/neko_eiga
2017年11月、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA他全国順次公開
今回「猫が教えてくれたこと」のオリジナル写真集付プレミアム鑑賞券をTwitterのフォロー&RTで1名様、ウェブ応募で2名様
合計3名様にプレゼントいたします!(両方応募すれば当選確率アップ!)
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ぜひ、忙しい時を抜け出して、映画館でイスタンブールのねこまみれを映画で体感して下さいね!
(前売券の裏面に記載されている劇場以外ではご使用できません。事前にお近くの映画館をご確認下さい!)
プレゼント応募締切り:2017年9月25日(月)23:59まで
たくさんのご応募を頂き、ありがとうございました!
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