シルバーウィークを目前に控えた9月18日金曜日の18時。
表参道の大通りから一本内に入ったオシャレな店が立ち並ぶ閑静な通りを歩くと、小雨が降る一角に、煌びやかな光が灯り、賑やかな声が聞こえてくる場所があった。
まるで異国の地であるかのようなオシャレな建物、黄色と黒を基調としたモダンなカフェ、そこがジャンナッツだ。
その日はテイスティングイベントと言うことで、お店から人が溢れんばかりの賑わいを見せている。
店内はたくさんの花・スイーツ・音楽に彩られており、ジャンナッツの紅茶を華やかに盛り立てていた。
来場客には海外の紳士・淑女も多数訪れている様子で、さまざまな外国語が飛び交っている。
パーティーのゴージャスな雰囲気に目がくらみ、気後れしながらも勇気を出して入店する。
店内に入ってまず圧倒されたのはそのゴージャスさ。そして、来場客のほとんどが女性であったことだ。
私は、いかにジャンナッツが多くの女性に愛され、注目されているのかを再確認するのだった。
受付をすますと、今回のテイスティングイベントの主催であるジャンナッツジャパンブランドマネージャーであるクララ・ボダン氏と挨拶を交わすことが出来た。
まるで映画のワンシーンのような店内で、華やかな黄色のドレスに身を包みにこやかに迎えてくださったクララ・ボダン氏は、流ちょうな日本語で私に今回のテイスティングイベントの意義やジャンナッツの歴史について分かりやすく説明してくれた。
ジャンナッツの歴史は1872年に始まる。
創始者でもあるジャンナッツ・ドレス氏が世界中を駆け回り、集めた紅茶やコーヒーを母国へ持ち帰り販売し始めたことが起源とされている。
そして印象深い、ジャンナッツを象徴するロゴでもある2匹の猫は、その当時の彼を迎えてくれた彼の飼い猫であると言う。
2匹の猫はそれぞれ、「サム」と「ボウ」と言う名前があるそうだ。
彼が帰宅すると、「サム」と「ボウ」はいつも玄関先で出迎えてくれ、いつ帰るとも分からない旅をしていた彼は、大変可愛がっていたそうだ。
「サム」と「ボウ」は、その後もジャンナッツを象徴するロゴとして愛され続け、現在もジャンナッツを見守る幸福の猫となったということだ。
さて話はジャンナッツの歴史から、今回のテイスティングイベントの話になる。
今回のパーティーの目玉は、告知でも目にした樫の木樽で熟成された「オークティー」である。
このオークティー、1889年のパリ万国博覧会において、世界初の樫の木樽で製造した紅茶としてお披露目されたもので、あのエッフェル塔の設計者ギュスターヴ エッフェル氏との話し合いから誕生したアイディアティーだという。
ジャンナッツの紅茶は、他の紅茶と違い全ての茶葉を冬に手摘みすることでも有名だ。
手摘みされた紅茶は、4ヶ月後に食卓に届き、純粋な茶葉の味わいを楽しめるのである。
世界でも名高いセイロンティーの中でも、世界一美味しいとされるセイロンティーの品評会で2年連続選ばれたジャンナッツ。
実際パーティーで頂いたウェルカムドリンクのアイスティーは、芳醇な茶葉の味わいが身体に染み渡るほどであった。
さすがは、年間1400万杯を試飲するジャンナッツティーブレンダーが送り出す紅茶である。
今回のオークティは、こうして手摘みされた茶葉を更にフランスのランス地方で作られているオーク樽に入れ熟成されているのである。しかもこの「オークティ」、製造方法はワインに近い。
長い船旅で運ばれるワイン樽に入ったオークティは、船底でゆっくりと波に揺られ、転がる樽の中でじっくりと醸成されながら仕上げられるのである。
紅茶ファンならずともその味への関心は高まらずにはいられないだろう。
私も会場の隅にチラリと見えるオーク樽から目が離せないでいた。
いよいよテイスティングイベントも中盤を迎える。
会場中央のスクリーンに、黄色いクラシカルなピックアップトラックが映し出された。
モダンな雰囲気が漂うオシャレトラックは、その名も「ジャンナッツキャラバン」。
世界に1台だけのトラックである。
今年11月から日本中を走り周り「Tea For Two Project」のコンセプトを持っている。
毎日頑張る日本の女性を応援したいジャンナッツが、自慢の紅茶を黄色いカップに注ぎ、無料で提供してくれるのだと言う。
なぜ”Tea For Two”なのか?
キャラバンに遭遇すると、2つのカップが手渡され、紅茶の入っていないカップにはメッセージが書ける。
そしてあなたのメッセージが書かれたカップは、次に紅茶を手にする女性に手渡されるのである。
そこには人々を紅茶の香りを通して結び付けたいと言うジャンナッツの願いがあるのかもしれない。
キャラバンの中には、オリジナルのルイヴィトンバックも飾られているようで、こちらも女性には一見の価値がありそうだ。
このジャンナッツキャラバン、見かけた方は、是非立ち寄っていただきたい。
やがてパーティーも終盤、バイオリニストの演奏も堪能し、いよいよ「オークティ」のお披露目の瞬間!
オークティーへの期待が最高潮になった所で、私の携帯が無情に震えだす。
…仕事の連絡が入り、私の滞在時間もタイムリミットとなってしまったのだ…。
今回、残念ながら私は「オークティー」を試飲することが出来なかったが、2015年10月1日~2016年2月29日までグランドハイアット東京にて、オークティーを味わうことが出来るということである!
早速行ってみたいと思う。
みなさんもぜひ東京を訪れる機会にはぜひジャンナッツ表参道店、グランドハイアット東京とお立ち寄りいただき、秋のティータイムを楽しんでいただきたい。
(編集:中村)
【店舗情報】
ジャンナッツ表参道店
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-46-10
http://www.janat.co.jp/
グランドハイアット東京
〒106-0032東京都港区六本木6-10-3
2階「フレンチ キッチン」
■フレンチ オーク アフタヌーンティー(2015年10月1日(木)から)
提供期間:2015年10月1日(木)~2016年2月29日(月)
木曜日~日曜日 (祝日を含む)15:00~17:00
http://restaurants.tokyo.grand.hyatt.co.jp/french-kitchen-tokyo/
【mofooプレゼント情報】
今回、編集部では少しでもジャンナッツの紅茶の美味しさをお届けしたいと思い、世界一美味しいジャンナッツの「セイロンティー」とジャンナッツで人気のジンジャービスケットをセットで1名様にご用意させていただきました!
詳しくは、下記の応募フォームからプレゼントのご応募下さい。
締切:2015年10月19日(月)まで
応募は締め切りました。
発表は賞品の発送を持ってかえさせていただきます。
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