2015年11月8日より上野 東京都美術館で開催されている「現代童画展」はモフーでも先日吉祥寺での個展開催のご案内をさせていただいた、多田すみえ先生が常任委員をつとめられる作品展でもあります。
モフースタッフも初日に行ってまいりました!
展示室3室に渡り、油絵や水彩画、彫刻など様々なアート作品が数百点並び、コンセプトが「ナイーブアート(童画)」ということもあり、鑑賞して愛らしい、ワクワク感じるような多くの作品が並びます。
訪れる中にも親子で鑑賞されている方も多く、お父さんや、お母さんより夢中で絵画を観て
「これはね!猫がこっちの世界に今日遊びに来たんだよ!だからここがこうなってるでしょ?」と作品について独自のストーリーを披露している女の子には感性の高さを感じ、思わず近くで「なるほど」と驚かせられました。
小さな瞳には絵画の向こうにいろんな世界が見えるのでしょうね。
今回驚いたのは、約40作品近くの作品に猫が登場していたことです。
猫を愛するモフー読者にもぜひご覧になって頂き、好みの猫ちゃん作品を見つけていただきたいです。
現代童画展とは
(現代童画展公式サイトより抜粋)
真の美は人間精神が素朴単純な本源に戻った時生まれると云われます。
現代童画会はその本源が童心(ナイーブな心)にあると考え、
現代絵画がともすれば忘れがちな絵画の純粋さ、素朴さ、詩情などを改めて追求しようとする絵画運動です。
それぞれの個性を最大限に発揮出来る現代童画展に新鮮な作品を応募されることを期待します。
今年も力の入った作品の数々が
東京上野の東京都美術館で鑑賞できます。
2015年の作品の集大成を是非会場でご覧ください。
第41回現代童画会展
会場:東京都美術館
期間:2015年11月8日(日)~11月15日(日)
時間:9:30~17:30(入館は15:00まで)最終日 13:30まで入場 14:30閉場
展示室:1階 第1展示室 1階 第2展示室 1階 第3展示室
チケット:一般 700円(500円) 大・高・中学生 300円(100円)
※( )内は団体料金(10名以上)
東京都美術館ではこの期間「モネ展」も開催されておりますので、あわせて絵画鑑賞されるのもおススメです。
また、東京都美術館がある上野恩賜公園のエリアには多くの美術館、博物館とともに、公園の景観に溶け込むようなおしゃれなカフェなどもあり、1日ゆったりとした時間を過ごすことができます。
また、近くに上野動物園もあり、こちらでかわいい「マヌルネコ」を見ることもできます。
葉が赤く染まり、秋深まる上野で芸術の秋に浸ってみてはいかがでしょうか。
(編集:A)
投稿者プロフィール
- 1982年、第7回現代童画展に初入選。
以後毎年出品し、新人賞、10回記念賞、会員佳作賞、現代童画大賞、毎日新聞社賞を受賞。
現代童画会と個展を中心に活動をしている。現代童画会常任委員
1979年~81年……..神奈川女流展
1982年……..第7回現代童画展に初入選、以後毎年出品
1983年……..第8回現代童画展にて新人賞受賞
1985年……..第10回現代童画展にて10回記念賞受賞 会員推挙
1986年……..初個展(横浜つうりすとギャラリー)
1987年……..第13回現代童画展にて会員佳作賞受賞
1987年……..第13回横浜ロータリアン展にて県議会議長賞受賞
1993年……..第19回現代童画展にて現代童画大賞受賞
1995年……..第21回現代童画展にて委員推挙
1997年……..第23回現代童画展にて毎日新聞社賞受賞
2003年……..第29回現代童画展にて常任委員推挙