「ハートのペット保険」でお馴染みのアイペット損害保険株式会社では、猫の飼い主560名を対象に「猫に関する調査」を行いました。
前編では猫の生態について、後編では、一緒に暮らしている飼い主だからこそ知っている愛猫の「いたずら」や「キュンとした瞬間」、愛猫のお手入れ等で気を使っていることをお聞きしています。
調査結果
1.愛猫の憎めない「いたずら」や仕草で最も多いのは、 「(飼い主が)パソコンを利用している最中にキーボードに乗っかってくる」こと。
2.喉をゴロゴロ鳴らしてすり寄ってくる愛猫に「キュン」とする飼い主は約70%いる。
3.飼い主の約7割の方が愛猫の食事に気を使っていると回答
1.愛猫の憎めない「いたずら」や仕草で最も多いのは、「(飼い主が)パソコンを利用している最中にキーボードに乗っかってくる」こと。
愛猫の憎めない「いたずら」や仕草で最も多かった回答は、「(飼い主が)パソコンを利用している最中にキーボードに乗ってくる」(49.1%)というものでした。この行動は、「パソコンのほどよい温かさが猫にとって丁度よいため」と言われています。(諸説あります)
パソコンの他にも、新聞や本を読むときにはその上に愛猫が座り込んでくるという行為も見られるようです。猫はクールなイメージがありますが、寄せられたコメントにも「飼い主が他の事に夢中になると嫉妬してジャマをしたくなる」とあるように、猫の心理が働いているのではないでしょうか。
その他には、トイレが終わるとその場から走って逃げ去る(40.4%)という回答も見られました。また、「終わると、入り口のフタをバシバシと叩く 」といったような、トイレが終わるとテンションが上がる猫が多いようです。この理由としては、 「排泄が終わって気分がよくなるから」とか「臭いから逃げるため」など様々あるようです。
あなたが憎めない猫の「いたずら」や仕草を教えてください。(複数回答,n=401)
※「特にない」と回答した方を除く。
2.喉をゴロゴロ鳴らしてすり寄ってくる愛猫に「キュン」とする飼い主は約70%いる。
愛猫に「キュン」とする瞬間をお聞きしたところ、最も多いのは、「喉をゴロゴロ鳴らしてすり寄ってくる瞬間」ということでした。猫に特有のゴロゴロには人間の血圧を下げたり不安を和らげたりする癒し効果があると、注目されています。
「だらだらする姿に癒される」(51.6%)という回答からは時間に追われることなく、のんびりと過ごす愛猫を見守る飼い主の微笑ましい姿が浮かびます。他にも自分の膝、顔、背中の上で眠りに落ちる瞬間(48.6%)を挙げた飼い主もいましたが、自分だけに見せる姿だからこそ、「キュン」としてしまうのでしょう。
あなたが愛猫に「キュン」とする瞬間を教えてください。(複数回答,n=504)
※「特にない」と回答した方を除く。
また、愛猫の可愛いと思う仕草に関してもお聞きしたところ、「お腹を見せて寝る姿」と回答した飼い主が半数に上りました。
猫にとって「お腹を見せる」という行為は、内臓の詰まった猫の弱点を晒していることになるため、本来ならば猫はお腹を見せて寝ることはなく、「家猫」のみに見られる特徴とされています。心を許した飼い主だからこそ見せる姿だと言えるでしょう。
3.飼い主の約7割の方が愛猫の食事に気を使っていると回答
回答者の約7割が猫の食事に気を使っていると回答しています。
以下、爪切り、ブラッシングとお手入れへの気使いをしていることが分かりました。
その他には、「普段と違う行動を見せたら早めに動物病院に連れていく」という回答も見られました。
言葉で不調を訴えることのできない猫だからこそ、飼い主側が普段と違う行動や仕草に注意することで、万一のときに異常の早期発見に繋がります。
愛猫のお手入れで気を使っていることを教えてください。(複数回答,n=487)
※「特にない」と回答した方を除く。
多くの方が気を使っている食事について猫の摂取カロリーの目安を算出しました。
●猫の摂取カロリーについて
1日当たりの食事量(kcal)を出す計算
体重×(50-80) kcal・・・普通の成猫
体重×(50-70) kcal・・・老猫、ダイエット時
猫の成長段階と生活環境・不妊の有無によりカロリーの目安は変わってきます。また、太り易さには個体差があるので、注意をする必要があります。
一般的な給与量の目安とされている体重というのは今の体重ではなく、その猫の適正体重です。適正体重というのは、成長期が終わる1歳時の体重を目安に設定され、15%までの増加は正常範囲とされています。
例えば肥満気味の猫の場合、今の体重を基準にカロリー計算をすると太ったままの体を維持することになってしまいます。ベストな体重にするためにも、適正体重を基準にすることが良いでしょう。
今回の調査では、心を許している飼い主だからこそ愛猫がやってしまう「いたずら」や仕草が反映される結果となりました。また、猫と暮らす上で食事、爪切り、ブラッシングといったように気を使っている飼い主が多く見られました。
長く上手に愛猫と付き合っていける飼い主が増えると良いですね。
【調査概要】
■調査対象: 20代以降の猫の飼い主
■調査人数:560人(男性257人、女性303人)
■調査方法:インターネットによるアンケート(複数回答可)を実施
■調査期間:2015年10月6日(火)
■アイペット損害保険株式会社について
会社名 :アイペット損害保険株式会社
代表取締役 :山内 宏隆
本社所在地 :〒106-0032 東京都港区六本木1-8-7 アーク八木ヒルズ10F
事業内容 :2004年設立、2008年少額短期保険業者として登録、2012年3月損害保険業免許を取得。
ペット保険の販売の他、「ペットとの共生環境の向上とペット産業の健全な発展を促し、潤いのある豊かな社会を創る」ため、様々な活動を行っています。
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