旅する猫フォトグラファー 奈良の風さんの沖縄ねこ旅 第3回 奥武島
遂に奈良の風さん「沖縄の旅」も最終回。
最終回は「奥武島(おうじま)」です。
沖縄の北部に位置するこの島は、那覇空港から車で40分程度の所に位置する離島です。
戦後は米軍に接収されましたが、沖縄返還に伴い島民が戻ってきました。
海が綺麗なことはもちろん、天ぷらが有名で、「中本鮮魚てんぷら店」(http://nakamotosengyoten.com/)さんをはじめ、ならばないと食べられないお店があるほどのグルメスポットでもあります。
海とともに生きる海士の方が多いこの土地は、全ての方を受け入れてくれる土壌があるようで、奈良の風さんとの相性もバッチリ。
マイペースな奈良の風さんと、沖縄独特の空気とのびのびとした猫ちゃんたちのふれあいが楽しいレポートとなりました。
それでは、そろそろレポートのスタートです。
沖縄レポート3日目
この島は那覇空港から40分ぐらい走った所、沖縄本島東側に在り、100メートル弱の橋で結ばれている島です。
車で回ると、一周わずか10分ほどの小さな島。
名物は港で上がった新鮮な海の幸、またその材料などを使って揚げたてんぷらが有名です。
小さな島の周囲に4・5件のてんぷら店が有る。
島の入り口のてんぷら店は一番目に付くらしく何時も長蛇の列で並んでいます。
このてんぷら店を左に100~150m行くと漁港があり、右手に小さな公園が有る。
この付近が奥武島ニャンコの拠点と成っているのです。
このニャンコ拠点以外にも、徒歩で島内を散策してみるとチラホラ姿を見かけます。
上手くいけばシーサーとのツーショットも撮れるかもしれません。
この付近のニャンコは大方が野良ニャンです。
稀に1・2匹首輪を付けたニャンが野良ニャンに混じって餌を貰っています。
公園のベンチでは、観光客が揚げたてのてんぷらを食べていて、その観光客にニャン達が集団で餌をもらおうと待ち構えているのが、実に健気です。
この島のニャンコ達はあまり島民に歓迎されていない?
いや、寧ろ逆で可愛いだけで餌をあげる観光客を良く思っていないのかもしれません。
去年もおじゃましたのですが、ゲートボールを楽しんでいるお婆さんに小言を聞かされていたことを思い出しました。
お婆さんの話では「観光客は可愛いだけで餌をあげるがその後が問題だ。ウンチの始末は誰がしているのか」と。
確かにお婆さんの言うとおりです。
それでも、生後一週間も経たない子猫を育てる為に必死におねだりして来る親猫を見てるとあげない訳には行かないのです。
それ以来あまり目の付かない漁港の物陰で、必要な分だけあげるようにしていました。
この場所に関しては特に島民に配慮した餌のやり方を考えた方が良いと思います。訪れた方はお気をつけ下さい。
島内での食事は、前述のてんぷら屋、それに漁港までの間に獲れたての魚を食べさせてくれる店、これも4、5件在ります。
トイレは公園横に公衆トイレもあります。
漁港からはグラスボートも出ているみたいです。
(撮影・取材:奈良の風)
長かった奈良の風さんの「沖縄の旅」もいよいよ終わりを迎えてしまいました。
穏やかな海と島人の方々。そして猫たちと言う風景は、ある種、自然の理のような情景を映しだしていて、写真を見ているだけで癒やされました。
自然な関係であるからこそ、人間と動物が互いに干渉しすぎることも無く、良い距離感で互いに付き合えているのでしょうね。
こんな地域は、日本中探してもあまり無いかもしれません。
それともう一つ。気づいたことがあります。
猫ちゃんたちにも表情があると言うこと。
本土の猫ちゃんたちと違い、何とも気ままな雰囲気が漂う沖縄の猫ちゃん達。
じっくり見ていないと気付かないかも知れないですが、地方地方によっても猫ちゃんたちの表情は変わるのかもしれませんね。
最後に・・・
ここまでかわいい猫ちゃん達をいきいきと撮影していただきました「奈良の風」さんに対し、編集部一同、改めて厚く御礼を申し上げます。この後また、文字通り地元である奈良の猫ちゃん達をレポートして頂けるとのこと。
次回作も、とっても楽しみにしております!!
(編集:中村)
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